喧騒を離れた大人の酒処で楽しむ、こだわりの創作和食

和食のつまみを中心にビールやサワー、日本酒などを取り揃える気軽な大衆居酒屋だ。新宿三丁目駅、新宿御苑駅からそれぞれ徒歩5分以上の東京医大通り沿いに立地。人通りもまばらな飲食店の少ない場所だが、実は小規模なオフィスが多くビジネスホテルも点在。そこに潜んでいた需要をうまく捉え、近隣のビジネスマンを中心に集客しにわかに話題となっている。運営はSECONDでグローバルダイニング出身の2人組、代表の中村健人氏と料理長の小林秀明氏による独立1店舗目だ。
料理のラインナップは、2人が美味しいと思う、食べたいメニューをジャンルレスで揃える。レギュラーメニューとして、半熟卵がのった「六 ポテサラ」(480円)、「トロたく」(680円)、「やみつき冷奴」(380円) 、「本日の刺身」(1点480円、2点980円)居酒屋定番の品から、「紅しょうが天」や「カマンベール天」(各480円)の天ぷら、「六のアヒージョ」(780円)といった洋風メニューなどを揃える。また、肉の火入れを得意とする小林氏自慢の「プライムビーフステーキ」(1980円)や「しっとり鴨と焼き葱の低温調理」(880円)も人気で、「塩麹からあげ」は同業者からレシピを尋ねられるほどの味わいだという。〆料理には、1人一個の注文をおすすめする「イクラのミニ丼」(880円)や、「からすみそば」(680円)などインパクトのある料理が並ぶ。またランチも評判で、豚の肩ロースを低温調理した「厚切り豚生姜定食」(800円)や「塩麹唐揚げ定食」(800円)などでオフィスワーカーの胃袋を掴み、ディナー客として再来店する成果も見られるという。